腎臓病のうち慢性腎臓病について

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□腎臓病のうち慢性腎臓病について

腎臓病のうち慢性腎臓病については、腎機能の修復が難しいので、大抵は体内のカリウムを排泄する働きが低下していき、体内へ摂取したカリウムの量と尿へ排出されるカリウムの量を調整しなければならず、これまで摂っていたカリウムの量を減らす必要が出てきます。

野菜ジュースは、野菜や果物を濃縮した状態になっているので、生の野菜や果物と比べてカリウム含有量は極めて高いものが多いです。

そういった理由も含めて、もし腎機能が健康でない患者さんが、野菜ジュースを常時摂取している場合には高カリウム血症に罹患するリスクが高まります。

肉・魚・卵・豆腐に関しては中々のたんぱく質が含まれていますし、ついつい食べ過ぎてしまう食品でもあるので気をつけるようにしましょう。

甘い味付けの食べ物には思ったより多くのたんぱく質が入っていたりします。

お菓子は製造過程で小豆や牛乳・卵が使用されているので、エネルギーチャージが目的でも一度に多量を口にすれば、基準値を超えたたんぱく質を摂取する事になります。

例えるなら、ショートケーキ1個には卵1個程のたんぱく質が含まれます。

食事を元にして得たたんぱく質は、人体の代謝機能によりエネルギーに移行しますが、一定値は老廃物に変わり血液中に残留します。

血液は腎臓に流れて分離された末、不要な老廃物は尿として体外に追い出されます。

たんぱく質を余分に摂れば、それだけ不要な老廃物が増えるので、腎臓に及ぼす負荷が飛躍します。

腎機能を維持する上で、たんぱく質の摂取量を調整する必要が出てきます。

とは言え、たんぱく質は人間の体にとって大切な栄養素であるため、全く摂らない訳にはいけません。

体の3大栄養素として糖質・たんぱく質・脂質が挙げられます。

糖質と脂質は体内で燃焼されることにより水と二酸化炭素に変化し、腎臓や肺にいつまでも残留する事はありませんが、たんぱく質に限っては分解されても7〜8割は窒素を伴った老廃物に変わるため、排泄の際に多少なりに腎臓に負荷が生じます。

なので、意図的にたんぱく質の摂取量を抑える必要性があります。

健康を損なわない最低限度のたんぱく質摂取量は体重1kg当たり0.6g/日が必要とされ、一日分で捉えれば30〜40g程と言えます。

もっとも適切な蛋白摂取量は、標準体重で約0.8g/kgです。

標準体重を約60kgと仮定すると、一日に必要な蛋白摂取量は単純計算で、約50gです。

例えば、食品に含まれる蛋白の量を知りたいときは食品標準成分表で調べてみるとよいでしょう。

栄養士からの食事指導で、これらの蛋白量に関する自分なりのアイデアを取り入れることも可能です。

開業医さんの中には食事指導が難しい場合もあるので、できるだけ近くの腎臓内科を併設した病院を紹介してもらい、それから専門的に意見を伺ってもよいでしょう。

CKDの治療において薬物治療と食事療法は重要で、それらのしっかりした管理がCKDの進行を抑えます。

そのための食事療法は減塩・蛋白制限がメインとなり、高血圧治療を容易にするには減塩食がふさわしく、一方、蛋白制限食は腎機能の悪化を防ぐ効果が認められています。

CKDステージ3に対する推奨は、減塩6g/日・蛋白制限 0.6g/kg×体重/日ですが、この量は日本人の平均的な塩分・蛋白のおよそ半分にあたるため、大抵は蛋白制限食を美味しく感じない、その他にもカロリーが不足するなどで、実施するのが難しい方もたくさん見られます。

カリウムは水に浸透しやすい事から野菜・芋類は小さめに切ってから茹でこぼし又は水さらしを施してから調理を行いましょう。

茹でた場合に除去できるカリウム量は、個々の食品や調理を行う際の形状・水の量・処理時間によっても異なります。

数値で示す場合、ほうれん草等の葉物野菜が45%、いんげんなどの豆類で30%程カットできます。

小さく切り分ける、茹でこぼしに掛ける、加えて搾る作業を行う事で、カリウムは減らしていけます。

近年の問題として、腎機能を悪くする方の増加が挙げられます。

腎臓というのは背中に2つありそこで尿を作り働きとしては体内の不要な老廃物を外に出したり、電解質の調整を行ったり、血液が酸性に偏らないようにしたり、血圧の調整を行ったり、赤血球を作り出したり、私たちの体内でたいへん重要な機能を成しています。

言うまでもなく、腎臓の治療は病院を来院し相応の対処も必要ですが、毎日の食事や生活習慣を改めることの方が大切です。

腎臓病の食事療法の目的は、なるべく腎臓病を悪化させない事と、体調を良好に保つことにあります。

透析実行前のいわゆる保存期の方ならば、食事療法を元に腎不全への進行を遅らせることができ、結果的に透析を開始する時期を遅くできます。

更に言えば、透析開始後も、体調を保ちながら安定して透析を続けていくために、食事療法は必須なのです。

日常の食生活において何をどのくらい摂取すればよいのか、食事のメニューはどのようにしたらよいか、各々に応じた食塩の抑え方などを指導します。

低たんぱく食事療法ですと、治療用特殊食品の使用が不可欠ですから、その治療用特殊食品を紹介したり使用法なども教えます。

それぞれの患者さんが、実際どれほどのたんぱく質や食塩の摂取量を確かめます。

一日における排泄物を検査し計算をします。

尿素窒素やナトリウムが尿へ排泄されるので、一日分を調べることによって、たんぱく質や食塩の摂取量を把握します。



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